社会福祉法人 新宿区社会福祉協議会

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【大久保地区】聞こえないってどういうこと?(戸山小学校での福祉体験学習)

 6月、戸山小学校5年生を対象に福祉体験学習が行われました。

 障害を理解し、共に生きていく心を育むことや、新宿区手話言語条例への理解を深めることを目的とした総合学習の時間で、新宿社協は講師紹介のご協力をさせていただきました。

 今回講師をお願いしたのは、新宿区聴覚障害者協会の秋山さんです。

 前半は、聞こえない人は来客のインターホンに気づくのか、自転車は乗っても良いのかなど…普段の生活のさまざまな疑問をクイズ形式で講話いただきました。

 

 

積極的にクイズに答える児童の皆さん!

 

 

 

 インターホンが鳴った時に振動で伝える機器の紹介もあり、休憩時間、実際に触る体験もできました。

 

 後半は、耳の聞こえない人と話をする方法の講話があり、手話以外に口話(こうわ)、空文字など、さまざまな手法があることを知りました。

 実際に、これらを使って隣の友だち同士で伝えあうワークも行われ、慣れないコミュニケーションに戸惑う児童の皆さん。中には手話や口話を知っている!という子もいて、友だち同士の新たな一面を見る機会にもなったようで、終始、秋山さんからの問い掛け一つ一つに興味津々で参加していました。

 

 後日、授業を受けた児童の皆さんから、秋山さんへのお手紙をいただきました。

 

 新宿社協では、さまざまなテーマでの福祉体験学習の企画をお手伝いしています。

 小中学校だけではなく、幼稚園児や企業などの大人向けにも各種メニューを用意していますので、ぜひご相談ください。

 

お問い合わせ
地域活動支援課(新宿ボランティア・市民活動センター)
高田馬場事務所
TEL:03-5273-9191 FAX:03-5273-3082

2023年08月17日